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共同通信
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【平壌共同】新型コロナウイルスに感染したとみられる発熱患者が増えている北朝鮮で、特に状況が深刻な首都平壌の薬局に朝鮮人民軍の軍医ら約3千人が配置され、住民に医薬品の供給を始めた。平壌市大城区域のハクボン薬局分局に配置された軍医、申光元氏(34)は18日、「看病する人がいなかったり自力で歩けなかったりする住民には、家を一軒一軒訪ねて薬を供給している」と話した。
北朝鮮メディアは18日、金正恩朝鮮労働党総書記が「大変な思いをしている世帯に届けてほしい」と党に託した自宅の常備薬が、南西部の住民に配られたと報道。党幹部らも家庭薬を寄付する動きが続いているという。