Published by
共同通信
共同通信
山口県阿武町が誤って振り込んだ新型コロナ対策の臨時特別給付金4630万円の一部を使用したとして、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された無職田口翔容疑者(24)が「町から誤って振り込まれたと分かっていて、別の口座に移して使った」という趣旨の供述をしていることが19日、県警への取材で分かった。
県警によると、振り込まれた金のほぼ全額が別の口座に移された。田口容疑者は「オンラインカジノに使った」と容疑を認めており、県警は容疑者のスマートフォンを押収し裏付け捜査を進める。
代理人弁護士によると、田口容疑者は逮捕前に「少しずつでも返したい」と話し、謝罪の姿勢を示した。