ラガーディア空港でビール1杯27ドル NYNJ港湾局、消費者保護を強化へ

 

 

ラガーディア空港でビール1杯27ドル

NYNJ港湾局、消費者保護を強化へ

 

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 ラガーディア空港(LGA)で過去1年間、ビール1杯が27ドルで販売されていたことを受け、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PANYNJ)は12日、消費者保護の強化策を発表した。売店での販売価格を空港外での価格と同等に保つ「末端価格」政策を厳格化。サーチャージの上限を10パーセントに設定した。ワシントンポストが16日、報じた。

 7月にソーシャルメディア(SNS)に投稿された空港利用者からの苦情を受け、調査を実施した空港総括監察官室は、売店運営会社のOTGが方針に違反していたと報告。LGAのターミナルCで25人が、ビールのサイズに応じて23ドルまたは27ドルを請求されていた。監査の対象となったビールは、23オンスのサム・アダムス・サマー・エールで、価格は27.85ドルだったという。調査では、一部のビールの基本価格が高く設定されていた上に、割増料金が誤って追加されていたことが判明した。ワシントンDCやシカゴ、フィラデルフィア、ヒューストンなどの都市でも、空港売店を運営しているOTGは、客には小切手で返金したと主張している。

 PANYNJは、売店のすべての価格を定期的に監視し、適正な価格を保つために、売店向けの改正版ガイドラインを発表。価格違反の疑いがある場合、SNS上で報告し、空港をタグ付けするよう空港利用者に呼びかけている。

 


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