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共同通信
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映画を10分ほどに編集した「ファスト映画」を動画投稿サイトに無断投稿した男女3人に、5億円の損害賠償を求める訴訟を起こした東宝など映像大手13社の弁護団が19日、東京都内で記者会見を開いた。中島博之弁護士は「著作権侵害は重大なペナルティーがあると示すことが重要。同種犯罪の抑止になればいい」と話した。
訴訟の対象は54作品で、再生回数は計1千万回に上るという。映画会社などから成るコンテンツ海外流通促進機構の後藤健郎代表理事は「消費者の安易な視聴が犯罪を助長したことは否めない。一人一人が著作権を保護することは大切なことだと再認識してほしい」と呼びかけた。