東ティモール大統領就任へ

05/19/2022

　【ディリ共同】東ティモール大統領選で勝利したノーベル平和賞受賞者のラモス・ホルタ元大統領（72）の就任式が19日、首都ディリで開かれた。10年ぶりに大統領に再就任。20日は隣国インドネシアの支配から独立して20周年を迎えるが、目立った産業が育たず、労働力の中心である20～30代の欧州転出も目立つ。停滞する経済成長の打開が求められている。

　独立時は混乱が続き、国連の平和維持活動（PKO）部隊が駐留。2012年のPKO終了後、本格的な自立の道を歩んできた。ホルタ氏は、来年の東南アジア諸国連合（ASEAN）加盟実現を切望する。