パンデミック対応強化へ

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共同通信

 【ベルリン共同】先進7カ国(G7)の保健相会合が19日、ベルリンで開かれた。開発相との合同会合も実施され、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、新たな感染症への備えを拡充するため、予防策や危機対応の強化で連携を確認した。

 議長国ドイツのラウターバッハ保健相は合同会合後の記者会見で、感染症がパンデミックに至らないようにするためのシステム構築が急務だと強調。「必要なのは明確な責任体制と専門家のネットワーク、迅速な資金調達だ」と述べた。保健相会合は20日までの日程で行われる。