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共同通信
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【ハリコフ共同】ウクライナ軍参謀本部は19日、東部ハリコフ州で、ロシア軍が一時制圧した23の集落を奪還したと発表した。ロシア軍部隊はハリコフの前線から撤退し、東部ドネツク州に再配置されたと指摘。米シンクタンク「戦争研究所」は、ハリコフ周辺から数百人のロシア兵が東部ドンバス地域(ドネツク州とルガンスク州)に移動したと分析した。
ハリコフで苦戦するロシア軍は、ドンバスの完全掌握を目指し、戦力を集中させているもようだ。ウクライナ軍参謀本部は、現在はルガンスク州セベロドネツクなどが主戦場となっているが、ロシア軍は勢いを徐々に失っていると述べた。