上海で清掃員、半数出勤できず

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共同通信

 【上海共同】中国上海市は20日、コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)の影響で、路上の消毒やごみ回収を行う清掃員の出勤率が一時、約3割に落ち込んだと明らかにした。現在も半数近くが出勤できない状態にあるという。

 街の至る所にごみが大量に放置されているが、清掃作業が遅れており、市が目指す6月中の市民生活正常化への足かせとなっている。

 市が20日に開いた記者会見によると、6日ぶりに経路不明の感染者が確認された。隔離施設など管理エリア以外での新規感染者が3日連続でゼロになる「社会的ゼロコロナ」を達成したと17日に発表していたため、住民から不安の声が上がっている。