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ニューヨーク市では3日、2年ぶりとなるニューヨーク・シティ・マラソンが開催された。ことし4月に発生したボストン連続爆破テロ事件を受け、例年にない厳重な警備体制が敷かれる中、約4万7000人のランナーが市内を走りぬけた。同大会は昨年、大型ハリケーン「サンディ」の影響で中止となっていた。
ニューヨーク市警察庁(NYPD)のレイ・ケリー長官によれば、コース沿いには1500以上の監視カメラが設置されたほか、観客の荷物検査や爆発物専門の警察犬を配置するなどの対策が取られた。
さらに、空からはヘリコプターによる監視が行われたほか、橋や海岸沿いのコース付近では潜水士が水中で危険物の捜索を実施するなど、さまざまな市政府機関や民間の警備会社、ボランティアなどが総出で警備に当たった。
参加したランナーに対してもレース開始前には身体検査が行われ、危険物を所持していないことが確認されたという。
一般部門の優勝は、ケニア出身のジェオフリー・ムタイさんで2時間8分24秒、女性部門でもケニア出身のプリスカー・ジェプトゥーさんが2時間25分07秒の記録を叩き出した。優勝者にはそれぞれ賞金10万ドルが贈られた。
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