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共同通信
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ロシア国防省は20日、軍事作戦を続けるウクライナ南東部の要衝マリウポリでウクライナ側の最後の拠点になっていたアゾフスターリ製鉄所を同日、最終的に制圧したと発表した。ショイグ国防相はプーチン大統領に、マリウポリとアゾフスターリ製鉄所の「完全な解放」を報告した。
同省のコナシェンコフ報道官によると、ロシア軍は同日ウクライナ内務省系の軍事組織「アゾフ連隊」メンバーらが抵抗を続けていた製鉄所構内の地下施設を完全に支配下に置いた。
アゾフ連隊の司令官も装甲車に乗せられて製鉄所の外に出たとしており、ウクライナ側の全員が投降したとみられる。