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共同通信
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【シドニー共同】オーストラリアで21日、下院総選挙の投票が始まった。即日開票され、夜にも大勢が判明する見通し。最新の世論調査では約9年ぶりの政権交代を目指す最大野党、労働党が先行。物価高騰対策や社会保障の充実を訴える労働党に対して、与党の保守連合は経済回復の実績や対中国強硬姿勢を強調する。
20日発表の世論調査では労働党が53%で、モリソン首相(54)率いる保守連合の47%に対し優位を保っているが、前回調査から差は2ポイント縮まった。アルバニージー党首(59)の労働党は2021年6月以降、支持率で保守連合を上回っている。