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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は21日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡る軍事や経済、人道支援のための総額約400億ドル(約5兆1千億円)の追加予算措置を取る法案に署名し、同法が成立した。ウクライナへの新たな武器供与などに充てる。
AP通信によると、軍事支援には200億ドルを使う。ウクライナ政府への経済支援には約80億ドル、世界で深刻化する食料不足への対応には約50億ドルを充てる。難民支援の10億ドルも盛り込んだ。
同法は米議会が19日までに可決した。野党共和党からは支出が巨額に上るため、財政への影響を懸念する声が出ていた。