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スイーツの魅力に酔いしれる
ひと口頬張れば、嫌なことだってすべて忘れてしまう…。スイーツにはそんな力が宿っている。いまやスタイリッシュな街の代名詞となったブルックリン区ウィリアムズバーグにこの秋、日本人女性パティシエが手掛けるパティスリーがオープンした。白を基調としたモダンな店内に一歩足を踏み入れると、立ち込める甘い香りに思わず顔がほころぶ。色とりどりのマカロンやクッキーにベーカリー。「きょうは何を食べようかな?」と、連日お店を覗きに来る常連客も少なくない。
ル・ベルナルダンやブーレー、茶庵など、ニューヨーク屈指の人気店で腕を磨いたというオーナー兼パティシエの加藤友子さん、確かな腕は言うまでもない。和のテイストを取り入れたフレンチスタイルのお菓子に定評があるが、チョコバナナやラベンダーなど、捻りを加えたフレーバーのマカロンも人気看板商品だ。
店のロゴやスイーツを盛る皿にラッピング、テイクアウト用の缶|、とにかくハッピーな気分にさせてくれる仕掛けがあちこちに散りばめられ、スイーツの魅力をさらに引き立てている。ホームパーティーなどへのお呼ばれが増えるこれからの季節、手土産はちょっと洒落たフレンチ・ジャパニーズのスイーツで、他と差を付けたい。
この店がおもしろいのは、テイクアウトだけでなく、併設されたバーカウンターでできたてのスイーツが楽しめること。
季節のフルーツなどを使った加藤さんオリジナルの「3コースデザート(13ドル)」は、ワインのペアリングとともに堪能したい。
Patisseriee Tomoko
568 Union Ave(bet Richardson & Frost St), Brooklyn
718-388-7121
火〜木・日:12pm〜8pm、金・土:12pm〜11pm
www.patisserietomoko.com
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