RELATED POST
拡張工事が終了した地下鉄7番線の開通記念走行に20日、ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長が乗車することが決定した。
総費用20億ドル以上、工事期間5年超が費やされたこの拡張工事により、これまで7番線の終着駅だったマンハッタン区のタイムズスクエア駅から、西34丁目駅まで路線が拡張される。ただし、今回の初走行は完成祝いと路線の試運転を兼ねたもので、一般の利用開始は2014年中頃になる予定だという。
今回の拡張工事により、新都心再開発区のハドソンヤード(10番街から12番街、西30丁目から33丁目周辺のエリア)への交通の便が格段に改善することが期待されている。現在は列車倉庫などが立ち並ぶハドソンヤードだが、今後は商業施設や集合住宅など、新たな高層建築ビル群の建設が予定されている。
この拡張工事は、マンハッタン区ウエストサイドの再開発プロジェクトと並んで、12年間市長の座にあったブルームバーグ氏の代表的な功績のひとつとして数えられている。同工事のための資金は、完成後のハドソンヤードからの税収によって返済される特殊な公債を発行する方法が取られている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か