元政策秘書2人に有罪判決

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共同通信

 日本政策金融公庫の新型コロナウイルス関連融資などを違法仲介したとして、貸金業法違反(無登録営業)の罪に問われた太田昌孝・前公明党衆院議員の元政策秘書渋谷朗被告(61)に東京地裁は24日、懲役2年、執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)の判決を言い渡した。コンサル業川島裕被告(79)の判決は懲役2年、執行猶予3年、罰金200万円(同懲役2年、罰金200万円)。

 この事件では遠山清彦元公明党衆院議員(52)の有罪が確定している。

 丹羽敏彦裁判長は、仲介による融資成約額が約23億円に上り「大規模な職業的犯行だ」と指摘した。