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共同通信
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【北京共同】北京市当局が新型コロナに対する厳戒態勢を取り始めてから25日で1カ月。ロックダウン(都市封鎖)の一歩手前で踏みとどまるものの、多くの居住区が封鎖され、商業施設の大半が営業を停止している。バスの運休、地下鉄駅の閉鎖も相次ぐ。
1日当たりの新規感染者は数十人。新華社電によると、孫春蘭副首相は23日に北京の対策を視察し、感染封じ込めを目指す「ゼロコロナ」政策の徹底を指示した。
市中心部の朝陽区にある居住区は20日、全住民を隔離施設に連行すると通達した。感染者が計26人出たためで、地元メディアは、住民約5千人が大型バスで運ばれていく様子を伝えた。