クルム伊達、女子ダブルスで4強入り USテニスオープン

 フラッシング・メドウズ・パークのナショナルテニスセンターで3日午後、女子ダブルスの準々決勝が行われ、バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ(チェコ)/クルム伊達公子(日本)ペアが第8シードのアンドレア・フラバーチコバ(チェコ)/ジェン・ジー(中国)ペアを下し見事4強入りを決めた。
 30度を越える気温の中、バルボラ・クルムペアは、第3セットではビハインドスタートとなったものの、持ち前の粘り強さで大事なセットを持ちこたえた。
 ゲーム終盤、マッチポイントまであとひとつの場面では、フォルトとジャッジされたバルボラのサーブにチャレンジを掛け見事ポイントを取るなど、終始攻めの姿勢を貫いた。試合結果は6―3、4―6、6―3。
 クルム選手はダブルスで22年ぶりとなる準々決勝進出、この試合に勝利したことで自身初となる準決勝進出となった。準決勝では43歳の大ベテランに期待がかかる。