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2014.02.01 NEWS

恋人と娘をハンマーで撲殺 「魔女に呪いかけられる」と

 クイーンズ区エルムハーストで29日、男が同棲相手の女性とその娘を魔女だと信じ込み、ハンマーで殴り殺害するという事件が発生した。検察当局は29日までに、第1級殺人罪などで同区在住のカルロス・アマリロ被告(44歳)を起訴した。
 調べによると被告は同日午前0時15分ごろ、同区87丁目にある自宅で、同棲していたエストレラ・カスタネダさん(56歳)とエストレラさんの娘リナさん(24歳)をハンマーで複数回殴りつけ、殺害。犯行動機について「彼女らは魔女で、自分にブードゥー教の呪いをかけようとしたから」だと供述している。
 アマリロ被告は犯行直後、911に電話し「2人の女が暗殺された。自分がハンマーで殺した」などと自供、警察に自分を殺して欲しいと訴えた。駆け付けた警察によると、被告は聖書を持って路上を歩き回り、「自分が殺した」と叫んでいたという。
 リナさんの部屋で遺体は見つかっており、その横には犯行に使用されたと思われるハンマーも発見された。遺体のすぐ側にあるベッドにいたリナさんの娘(7歳)は、警察によって保護された。娘に被害はなかったが、心的外傷への予防措置として医師による診察を受けた。またエストレラさんは、別の部屋で遺体となって発見された。
 犯行現場付近の住民は同日午前0時ごろ、鈍器で殴りつけるような音が聞こえたと証言している。

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