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共同通信
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【キーウ、ワシントン共同】米国防総省高官は26日、記者団に対し、ウクライナ東部ルガンスク州でロシア軍が要衝セベロドネツク市への補給路を遮断し、包囲がほぼ完了したとの分析を明らかにした。一部で突入作戦も行われ、地元当局によると砲撃などによって市内の住宅の9割が損壊。ロシア軍は同州の完全制圧を目指し既に95%を占領しており、攻防は重要局面を迎えた。
ルガンスク州を含む東部ドンバス地域ではロシア軍が人員と物量で優位に立ち、徐々に支配地を拡大。米CNNテレビは26日、バイデン政権がウクライナに対し、多連装ロケットシステムの供与を検討していると報じた。