Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日続伸し、前日比575.77ドル高の3万3212.96ドルで取引を終えた。米物価指標の伸び率が鈍化し、インフレ加速への懸念が和らいで買いが優勢となった。6営業日続伸は2021年12月以来、約5カ月ぶり。週間ベースでは9週ぶりの上昇となった。
朝方発表された今年4月の米個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月と比べた上昇率が、3月よりやや縮小した。インフレを抑えるために米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを加速し、景気後退を招くとの警戒感が後退した。