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共同通信
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北朝鮮による拉致被害者の早期帰国を求める「国民大集会」が29日、東京都内で開かれ、主催した被害者家族会代表で横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟拓也さん(53)が「被害者全員の帰国を絶対に諦めず、声を上げ続ける」と訴えた。
前代表の飯塚繁雄さんが昨年12月に83歳で亡くなるなど、被害者家族は高齢化が進む。拓也さんは「親世代には時間がない。元気なうちに再会させてほしい」と語った。
田口八重子さん=同(22)=の長男飯塚耕一郎さん(45)も登壇し、今月23日に米国のバイデン大統領と面会した際、「時間が限られている」などとつづった手紙を渡したと明かした。