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ニューヨーク市の自転車シェアプログラム「シティバイク」の利用者が、駐輪場設備の不備が原因で自転車を運転中に転倒したとして、プログラムの運営を行う民間業者に対して1500万ドルの賠償金の支払いを求める裁判を起こしたことが、2月27日分かった。
訴えを起こしたのは、コネチカット州ウエストポート在住のロナルド・コーウィンさん(73歳)。コーウィンさんは昨年10月、マンハッタン区ミッドタウンのシティバイク駐輪場で自転車を借り、それに乗ろうとしたところ、自転車の車輪が駐輪場の横に配置されている段差に引っかかり、転倒したという。
訴状によればコーウィンさんは、段差は自転車の通り道に配置されているにもかかわらず、道路と色が同じで目立なかったために、運転中に気づくことができなかったと主張している。また同氏の弁護人によれば、このような段差は通常、自動車が駐輪場に乗り込むのを防ぐために設けられているという。
現在、段差にはオレンジ色の塗料が塗られ、付近にはコーン型標識が置かれている。
弁護人によれば、コーウェンさんは事故の影響で神経まひを患い、嗅覚と味覚が機能しなくなっているという。
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