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共同通信
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埼玉県春日部市で2021年9月、生後4カ月だった長女をベビーマットにたたき付け、外傷性脳障害で死なせたとして、傷害致死の罪に問われた母親の無職高橋楓被告(21)の裁判員裁判で、さいたま地裁は30日、懲役4年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
金子大作裁判長は判決理由で、長女美琴ちゃんの泣き声にいらだちを募らせて犯行に及んだと指摘。「母親として保護すべき立場であるのに、落ち度などあるはずもない被害者に暴行を加えた。動機は身勝手だ」などと述べた。