自民、比例に女性4人追加

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共同通信
記者会見で、夏の参院選比例代表に新人の女性4人を擁立すると発表する自民党の茂木幹事長(中央)=30日午後、東京・永田町の党本部

 自民党は30日、夏の参院選比例代表に元国連職員えりアルフィヤ氏(33)ら新人の女性4人を擁立すると追加で発表した。比例候補に占める女性比率は3割を超えた。女性の政界進出を後押しする姿勢をアピールする狙い。一方、選挙区には現職の男性議員が多く、女性起用は停滞している。

 茂木敏充幹事長は党本部で記者会見し、4人に関し「女性と若者が活躍する多様性あふれる社会を目指し、政治の世界を進化させたい」と語った。

 他の3人は、東京都豊島区議の有里真穂氏(39)、民間学童保育スクール代表取締役の遠藤奈央子氏(47)、元三菱商事社員の向山淳氏(38)。