教皇、9月にカザフ訪問

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共同通信

 【ローマ共同】ローマ教皇庁(バチカン)は5月31日、今年カザフスタンとの外交関係樹立30周年を迎えるのに合わせて声明を出し、教皇フランシスコが9月に同国を訪問し、世界の宗教指導者会議に出席すると発表した。AP通信によると会議にはロシア正教会最高位のキリル総主教も参加予定で、両者が会談する可能性がある。

 会議は9月中旬にカザフの首都ヌルスルタンで開かれる。教皇は6月にエルサレムでキリル総主教と会う予定だったが、ロシアによるウクライナ侵攻を受け「不明瞭なシグナル」を避けるため取りやめていた。