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共同通信
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北海道・知床半島沖で沈没し、専門業者により海底から引き揚げられた観光船「KAZU 1(カズワン)」が1日午前、網走港で陸揚げされた。作業船からクレーンで降ろした後、大型トレーラーで数百m離れた保管場所に移送。国交省と海上保安庁は同日午後、乗客家族が献花できるよう船体を公開する。
カズワンは5月27日に「日本サルヴェージ」の作業船上に引き揚げられた。陸揚げを受け、第1管区海上保安本部(小樽)はこれまで確認できなかった船底などを調べ、事故原因の解明を進める。
1管は海自や道警、地元の漁業従事者などの協力を得て5月31日までの3日間、一斉捜索を実施していた。