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共同通信
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国土交通省は1日、踏切に点字ブロックを設けるよう、道路のバリアフリー指針を月内にも改定すると明らかにした。前方に踏切があることや、踏切内に立ち入っていることを視覚障害者が認識しやすくする。奈良県大和郡山市で4月、目の不自由な女性が電車と接触し死亡した事故を受けた対策。義務付けではないものの、道路管理者の自治体に積極的な対応を促していく。
大和郡山市の事故現場は、踏切内に点字ブロックはなく、踏切手前のみに設置されていたが一部がはがれていた。指針改定では摩耗、破損について日常点検で確認を徹底することも求める。