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共同通信
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【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比176.89ドル安の3万2813.23ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が高インフレを抑制するために利上げを加速するとの懸念が強まり、リスク回避の売りが優勢となった。
サンフランシスコ連邦準備銀行のデイリー総裁が政策金利を巡り、自身が中立金利と予想する2.5%まで迅速に到達させるべきだとの考えを示したことが、投資家心理を冷え込ませた。米サプライ管理協会(ISM)が発表した5月の製造業総合景況指数が市場予想を上回ったこともインフレ懸念を誘った。