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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は3日、中国海軍の情報収集艦1隻が同日までに沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海から太平洋に入ったと発表した。この収集艦は4月から5月にかけて太平洋側に滞在していたとみられる。短期間で再び太平洋側に入ったことになり、同省は今回、どのような活動をするか警戒している。
防衛省によると、収集艦は6月2日午後9時ごろ沖縄県・久米島の北西約130キロを航行。太平洋に向かった。海自の艦艇や哨戒機が監視に当たった。
収集艦は4月、鹿児島県の奄美大島沖から太平洋に入り、5月には大隅半島と種子島の間の大隅海峡から東シナ海へ戻ったのを自衛隊が確認している。