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共同通信
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【ベルリン共同】バルト3国のエストニアで3日、連立政権が崩壊した。中道右派の改革党を率いるカラス首相が、教育改革を巡る対立などから連立を組む中道左派の中道党の閣僚らを解任し、別の政党と新たな連立政権を組むと明らかにした。地元メディアが報じた。
ロシアに対して強硬姿勢を取るカラス氏は同日、フェイスブックに「共通の価値観に基づいた機能的な政府がこれまで以上に必要だ。欧州の安全保障の状況は、中道党と協力関係を継続する機会を与えてはくれない」と投稿した。
カラス氏は2021年1月に同国で初めて女性として首相に就任した。