ロシア軍が修道院砲撃と非難

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナ軍参謀本部は4日、ロシア軍が東部ルガンスク、ドネツク両州で激しい空爆やミサイル攻撃を行っていると明らかにした。ゼレンスキー大統領は同日、ロシア軍がドネツク州の修道院を砲撃したとSNSに投稿。歴史的建造物を破壊したと非難し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)からのロシア追放を訴えた。

 ゼレンスキー氏は、修道院の敷地内に子どもを含む約300人が避難していたと説明。数日前にも同じ修道院がロシア軍に攻撃され、4人が死亡したという。

 一方、ウクライナ当局によると、南部ザポロジエ州で2日、ロシアとの間で兵士の遺体160体ずつを互いに引き渡した。