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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は23日、通常は急行として運行している地下鉄Q線を、12月以降の午前0時から6時30分までの時間帯のマンハッタン区内の運行に限り、各駅停車とする旨を発表した。
これに伴い、通常はN線しか停まらないプリンス通り、8丁目/NYU、23丁目、28丁目、49丁目駅の5駅にもQ線が停まる。MTAによると、Q線を深夜のみ各駅停車することにより、これら5駅での待ち時間が平均10分から5分に短縮されるという。
MTAの運行計画課が2012年10月から開始したメトロカードのデータ調査によると、Q線が深夜に各駅運行した場合、利用客の移動時間が平均6分短縮され、急行駅における利用者の移動時間はわずか1分長くなっただけだった。
08年から12年までのデータ調査によると、深夜の各駅停車駅からの乗車客数は28%増加しており、Q線の深夜の各駅停車運行の開始により、多くの利用者が恩恵を受けることとなる。一方、急行駅での乗客の増加率は、半分以下の12%だった。
同サービスの実施には年間7万3000ドルの費用が必要とされるが、運行スケジュールの変更には、MTA委員会の承認は必要ではない。
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