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米国道路交通建設者協会が24日に発表した調査報告によると、全米の橋のうち6万3000本以上が老朽化し、早急に補修が必要な状態であることが分かった。全米には60万7000本以上の橋が存在するが、そのほとんどが築40年以上であるという。
運輸省は定期的に検査を行い、0から9までの数字で安全評価を行っているが、4以下に評価された場合は「構造上に欠陥あり」と見なされる。全米の橋のうち、構造上に欠陥があるとされるものは全体の10%に及ぶ。このような状態にある危険な橋を、トラックやスクールバス、乗用車などが1日に約2億5000万回渡っているという。
構造に欠陥のある橋がもっとも多いのは、5218本のペンシルベニア州で、アイオワ州、オクラホマ州、ミズーリ州、カリフォルニア州がこれに続く。一方、もっとも少なかったのは、ネバタ州、デラウェア州、ユタ州、アラスカ州、ハワイ州だった。
米国土木学会によると、米国では現在、橋の補修費用として年間128億ドルが予算として計上されているが、これらすべての橋を補修するためには、205億ドルが必要とされる。
各州は、道路や橋の建設や補修の費用のほとんどを連邦政府の補助金からまかなっているが、議会が対策を講じない限り、連邦道路信託基金が底をつき、8月末までに資金不足に直面する事態が予想される。
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