ブルックリン区ベッド・スタイのアパートに住むナサニエル・アブレウくん(3)は8月21日の朝、顔や首、脚が血だらけの状態で起床したという。2つの病院で受けた検査の結果、ナサニエルくんはネズミに噛まれたと診断された。
親子の住むアパートは、数年間ネズミが増殖し続けている閉鎖され駅のた入口の上に位置し、ねずみたちはアパートの壁を噛んで部屋に侵入したと推測される。同アパートのほかの住人もこの状況にうんざりしており、ある住人は「管理会社のウェイブクレスト・マネージメントに何とかするよう電話をするが、誰も対応してくれない」と不満を漏らした。
これを受けウェイブクレスト・マネージメントは駆除業者を呼び、キッチンにも害虫対策を施したという。
行政相談窓口の記録によると今回の苦情は8日後に解決したとされているが、現在も壁の隙間からねずみの音がするためナサニエルくんは怖がってベッドで寝たがらず、マリリンさんは「息子は障害をもっておりあまり声を発さないため、噛まれている最中に気付けなかったことが一番辛い」と述べた。
マリリンさんは現在と同じ家賃のまま、同じ管理会社を通し別のアパートに引っ越すことを考えている。