米、IPEFで罰則検討

Published by
共同通信

 【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)のタイ代表は6日、ワシントンでのイベントで、インド太平洋経済枠組み(IPEF)での合意事項が守られなかった場合の罰則を検討していると明らかにした。合意を守る動機づけを重視する考えも示した。参加国の会合について「夏までにより正式な会議が開かれ、協議が進められることを願っている」とした。

 IPEFは5月に発足し、日本や米国、韓国、インドなどが参加している。「貿易」や「供給網の強靱化」など4本柱で構成。関税の引き下げは協議対象としていない。