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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ軍部隊の司令官は、ロシアが制圧を目指す東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクでは街区の奪い合いなど激烈な市街戦になっていると述べた。ロシア側は市街地の掌握を終えたとしていたが、「一部ではロシア部隊の撃退に成功している」と強調した。ロイター通信が10日報じた。
ロシア軍はセベロドネツクに昼夜を分かたず砲撃を加えるなど火力では圧倒。司令官は火力の劣勢を補う目的で市街戦に引き込み、街路を奪い返すなどしているが、多大な損害を受けているとした。州当局は10日「過去24時間に敵の攻撃を7回退けた」と通信アプリに投稿した。