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日系不動産業界大手の古本不動産の最高経営責任者およびニューヨーク広島会・名誉会長である古本武司氏(写真)が5月30日、「リーダーシップサクセスストーリー」と題した講演会を、マンハッタン区内にあるニューヨーク市立大学・アジア系アメリカ人/アジア研究所で行った。同氏は、長年の在米生活におけるビジネスキャリアと成功の鍵を、若者たちに伝授した。
古本氏は第2次世界大戦中にカリフォルニア州で生まれ、日系3世としてさまざまな歴史の流れのなかを生き抜いてきた。日米の狭間に立たされ人種差別による苦悩を経験し、ベトナム戦争従軍後に患った外傷後ストレス傷害(PSTD)にも打ち勝った。同氏は「幾多におよぶ苦労を乗り越えて得たものは、生きて行くうえで身となり自身の成長の糧になった」と明言。ことし会社創設40周年を迎えた同社の成功の秘訣は、「正しい場所と正しい時期に事業を始めたことだった」と振り返った。
今講演では、戦争当時に起こったできごとや、日系人ならではの体験談もビジネスストーリーを語る上で重要なポイントだった。古本氏は「この体験を次世代に伝えることが私の使命である」と締めくくった。
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