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ひと昔前まで、観光客がクイーンズ区に足を踏み入れるのは、空港を利用する時のみだった。しかし、最新の報告により同区では現在、相次いで観光客向けのホテルが建設されていることが分かった。
同区にあるホテルの客室総数は現在約1万室で、8万6000室のマンハッタン区と比較するとまだまだ少ないものの、ブルックリン区の3986室と比較すると断然多く、近年は着実にその数は増している。
調査会社STRの報告によると、ことし1月から4月中旬までに同区で新たに建設されたホテルの客室は500室に上るという。一方、ブルックリン区では同期間中、1室も増加しなかった。
以前は、ラガーディア空港やジョン・F・ケネディ国際空港周辺にホテルが集中していたが、最近はマンハッタン区に近く、若者を中心に人気が急上昇しているロングアイランドシティ周辺に続々とホテルが建設されている。
クイーンズ区の魅力はなんといっても、料金の安さ。ブルックリン区の宿泊料金は1泊平均153ドルであるのに対し、同区では平均128ドル。
「わざわざ高い金額を払ってマンハッタン区やブルックリン区内のホテルに泊まらなくても、クイーンズ区のリーズナブルなホテルに泊まりながら、ニューヨーク市の滞在を十分に楽しめる」と、ロングアイランドシティにあるホテルの従業員は話す。
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