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共同通信
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【北京共同】中国政府は14日、メディアを管理する国家ラジオテレビ総局副局長に楽玉成筆頭外務次官(59)を充てる人事を発表した。楽氏は共産党の重要会議に出席資格を持つ中央委員候補で、外相の最有力候補と目されていた。畑違いの部門への異動は驚きを持って受け止められている。
楽氏はロシア語専門。駐インド大使や中央外事工作指導グループ弁公室副主任を歴任し、2018年から筆頭外務次官を務めていた。引退年齢に達している王毅国務委員兼外相(68)の後任に就くとの見方も強かった。香港紙、星島日報は国家ラジオテレビ総局への異動で「外相の座とは無縁になった」と指摘した。
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