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共同通信
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【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は14日、欧米を中心に感染が拡大している動物由来のウイルス感染症「サル痘」を巡り、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するかどうかを検証するため、23日に緊急委員会を招集すると明らかにした。
緊急委は各国の専門家で構成され、国際保健規則に基づき事務局長が招集。新型コロナウイルス感染症を巡っては緊急委の提言に基づき、テドロス氏が2020年1月30日に緊急事態宣言を出した。テドロス氏は「サル痘の世界的な感染拡大は明らかに異常で懸念される」と、招集理由を説明した。