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共同通信
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【ワシントン共同】カール米国防次官(政策担当)は14日、ロシアのプーチン大統領が、ウクライナで東部ドンバス地域だけでなく「かなりの部分」を狙っていると述べ、支配地の拡大を図っているとの見方を示した。米シンクタンクの会合で明らかにした。
カール氏は、東部に攻撃を集中させているロシアが一部を占領することがあっても、全体としてウクライナ軍は持ちこたえており「ロシアには、壮大な目標を達成するだけの能力がないとみている」と述べた。
プーチン氏の目標については、「輝かしい過去を持つロシア帝国に属すると考える領土の返還を求めていることがうかがえる」と指摘した。