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共同通信
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和歌山県の仁坂吉伸知事(71)は、今年12月の任期満了に伴う知事選への出馬を見送る方針を固めた。現在4期目。15日午後の県議会本会議で正式表明する。関係者が15日、明らかにした。知事選には、衆院議員5期目で国民民主党の岸本周平幹事長代行(65)=和歌山1区=が立候補の意向を表明している。
関係者によると、仁坂氏はすでに後援会幹部に次期知事選に出馬しない意向を伝えたという。仁坂氏はこれまで、自身の進退について明言を避けており、岸本氏の動きにも「意味のある答えができない」と述べるにとどめていた。