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共同通信
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【ニューヨーク共同】1981年にレーガン米大統領を銃撃して負傷させ、心神喪失を理由に無罪となったジョン・ヒンクリー元被告(67)に課せられていた行動制限が15日、解除された。AP通信が伝えた。元被告はツイッターに「41年2カ月15日経過し、ついに自由だ」と書き込んだ。
ワシントンの連邦地裁は昨年9月、元被告が精神的に安定した状態でいられれば制限の解除を認めるとの判断を示した。
レーガン氏は81年3月、銃弾を受けたが奇跡的に助かった。元被告は事件後「女優ジョディ・フォスターさんの気を引きたかった」と語り、82年に無罪評決。2016年に精神科病院を退院した。