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共同通信
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【ワシントン共同】米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は15日、北朝鮮北東部豊渓里の核実験場を14日に撮影した商業衛星写真に基づき、2018年5月に爆破された西側坑道付近で修復作業が新たに確認されたと発表した。
掘削が続いていた南側坑道については既に修復が終わったと判断し、金正恩朝鮮労働党総書記が決断すればいつでも実験できると分析した。
米政府も核実験に必要な準備を既に完了したとみている。ブリンケン国務長官は13日に韓国の朴振外相とワシントンで会談した際に、北朝鮮が実験を強行した場合には日米韓3カ国で連携して迅速な対応を取ることを確認した。