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昨年実施されたニューヨーク州統一試験の数学とリーディングの結果によると、ニューヨーク市の4分の1近くの学校において、約90%の生徒が自分の学力が学年の基準値に達していないことが明らかになった。
同地域組織のファミリーズ・フォー・エクセレント・スクールズの調査によると、「これらの学校は2003年から2013年にかけて学力レベルも落ちているが、ニューヨーク市全体の平均としては、数学とリーディングの点数は若干上昇している」という。
同団体の代表ジェレミア・キットレッジ氏は「生徒の10%さえも基準値に達することが出来ない学校が、教育をもっとも必要としている地域に溢れている」と述べた。
同州の基準値に達していない生徒が在籍する学校の多くはサウスブロンクス、ブラウンズヴィル、ブルックリンなどの貧困地域に集中し、地域の学校の過半数を占めている場合も多い。
また、一部の教育関係者は「これは問題のある学校を閉鎖し、新しく開校するというブルームバーグ前市長が進めていた政策の影響もある」と語っている。
ニューヨーク市教育課のハリー・ハートフィールド氏は、「サポートを必要とする生徒や家族、学校を改善できるよう、市として取り組んでいる」と述べた。
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