東部化学工場、人道回廊交渉か

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市で多くの民間人が取り残されているアゾト化学工場を巡り、同市を含むセベロドネツク地区トップは、民間人退避のため「停戦と人道回廊設置について交渉が行われている」と明らかにした。ロシア側の「挑発」が多いとも述べた。米CNNテレビが17日、伝えた。

 ルガンスク州で支配地域を広げる親ロシア派「ルガンスク人民共和国」部隊のマロチコ報道官は17日、工場を拠点とするウクライナ兵の一部が投降を始めたと主張した。ロシア国防省が14日、工場に残るウクライナ兵に投降を要求。これまでは応じてこなかった。