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共同通信
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【ブリュッセル共同】ウクライナでのロシア軍の戦争犯罪を捜査する国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のカーン主任検察官は17日、近くウクライナに現地事務所を開設すると発表した。ロシアの侵攻が長期化する中、ウクライナの関係者との連携を強め、捜査活動を加速させたい考えだ。
カーン氏は3回目となるウクライナ公式訪問を終えた。滞在期間中にゼレンスキー大統領や検察関係者と面会し、事務所を開設できると判断したとみられる。
カーン氏は声明で「銃を手にし、戦車を操縦し、ミサイルを発射する全ての人は、犯罪を行えば責任を問われるということを肝に銘じるべきだ」と強調した。