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共同通信
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暗号資産(仮想通貨)取引で利益を得た2人の所得税計約7600万円を脱税したとして、東京地検特捜部は21日、所得税法違反の疑いで、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本店を置く「KPT General Trading LLC(KPT社)」の役員多和田真一容疑者(71)ら2人を再逮捕し、新たに3人を逮捕した。
関係者によると、KPT社は暗号資産取引で利益を上げた個人らを対象にセミナーなどを開催。依頼者の暗号資産を所得税がかからないドバイのKPT社に移し、換金するといった方法で課税を回避できると説明し、顧客を集めていた。