物価高や安保、改憲が争点に

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共同通信

 第26回参院選が22日午前、公示された。7月10日投票、即日開票となる。改選124議席(選挙区74、比例代表50)と、非改選の神奈川選挙区の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた計125議席に、530人超が立候補を予定。物価高、安全保障政策、憲法改正が主な争点となる。岸田文雄首相にとって、昨年10月の就任直後の衆院選に続く大型国政選挙で、約9カ月の政権運営に審判が示される。前回2019年の候補者は370人だった。

 自民、公明両党は、与党で非改選を含めた定数248の過半数確保を勝敗ラインに設定。立憲民主党の泉健太代表は、与党の改選過半数阻止を目標に据える。