大統領選不正の主張従わず敗北

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共同通信

 【ワシントン共同】11月の米中間選挙に向けた南部アラバマ州の連邦上院選共和党予備選の決選投票が21日行われ、米主要メディアによると、ブルックス下院議員が敗北確実となった。ブルックス氏はトランプ前大統領支持の姿勢で知られたが、2020年大統領選で不正があったとのトランプ氏の主張と距離を置いたのを批判され、同氏に推薦を取り消されていた。

 勝利確実になったのは元議会スタッフのブリット氏で、優勢が伝えられる中、トランプ氏が6月に推薦を出していた。米メディアは、トランプ氏がブルックス氏の推薦を撤回したのは、同氏の支持率低迷が主要因だと指摘した。